直心館は住宅街にあります。道場の前の道は地域の方の散歩コースになっていて、たくさんの人が通ります。そこで、通る人に自分からあいさつするようにしています。すると、みなさん必ずあいさつを返してくれるし、それだけでなく「毎日暑いねー」「道場の生徒さん増えたかい?」など、色々な話をしてくれます。今日は、ご近所さんにあいさつをすると、「スイカ食べるかい?」と家庭菜園で育てたスイカを持ってきてくれました。本当にありがたいです。
あいさつをすると、会話が生まれ、コミュニケーションが生まれ、親しみが湧き、どんどん仲良くなれます。だから、これからも自分からあいさつをしていきたいです。それに道場の中ではあいさつできても、外に行くとできないようでは、剣道をしている意味がないと思います。「あそこの道場の人たちは、みんなあいさつをしてくれる」「あそこの道場の子どもたちは本当に気持ちがいい」「あの道場なら応援してやろう」そうやって、地域の方々からも認めてもらえるようになればいいなと思います。
剣道の勝負は二の次、三の次。あいさつ、礼儀、道場を大切にする姿勢、稽古に取り組む姿勢、感謝。直心館が目指すのは、そういうことをきちんとできる道場です。