軌道修正すればよい

直心館は会員数48名の大所帯です。人が集まる道場になって大変幸せです。しかしながら、人数が増えれば増えるほど、館長の考えが浸透しなかったり、微妙なズレを感じることが増えてきます。これは当然のことでしょう。そんな時は、それをチャンスと捉え軌道修正すればよいと思います。私が不満に思っているのは、一般の方の出席率が落ちてきていることです。当然、コロナの影響もありますし、仕事が忙しくて時間が作りづらいという面もあるでしょう。でもなんとか時間を作って稽古に来てもらいたいと思います。出来れば週一、厳しくても二週に一度は来て欲しいです。子供達は本当によく頑張っています。学校に行って、塾に行って、遊んで、剣道もして大変だと思います。でも大人は「忙しい」と理由付けをして楽をしがちです。これは自分自身にも言えることです。でもそれではいけない。大人が子供に背中を見せなければならないと思います。子供達に「勉強も剣道も、文武両道で頑張りなさい」と言う大人が、仕事を頑張っても剣道を頑張らなければ説得力がありません。大人が頑張る姿を子供に見せる、そんな道場でありたいです。そしていつも大人が「子供を育てる」という意識をもっている道場でありたいです。それぞれの人間形成に、よい影響を与え合える道場にしたいです。これが館長の考えです。自分自身の剣道の成長だけに興味がある人は、館長の考えと合わずに離れていく人もいるかもしれません。でも、館長の考えに賛同してくれる人が多くいて、さらに会員が増え、道場が発展していくことを信じています。・・・少し愚痴りましたが、不満を表現できるっていいでしょ?言葉にしないと伝わらないもん。これで考えが伝わって軌道修正できれば最高です。

指導者を育てる

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直心館で剣道を始めた最上級生は高校3年生になり、部活を引退しました。高校の部活は引退しても、剣道に引退はありません。これからは自分の剣道を追究しつつ、指導者として下を育てることも考えなくてはいけません。剣道の世界では年長者の立場が強く、若い指導者が排除されてしまう場面を目にすることがあります。でもそれではいけないと思います。道場が継続して発展していくためには若い力が必要です。若手を育て、年長者は一歩引いたところから全体を支えていく。それが理想形だと私は思います。直心館はそんな道場でありたいです。当面の私の目標は、この二人を指導者として育てていくことです。

幻の対戦

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新型コロナウィルスの影響により、本日開催予定だった神奈川剣道祭は中止になってしまいました。もし予定通り行われていれば、僕の対戦相手は全日本選手権覇者の勝見選手でした。対戦が叶わずとても残念です。いつかまたこんな機会に恵まれたらよいなと思います。新型コロナウィルス…早く収束してほしいですね!

休まずに修行を続ける

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本日、館長は久々に神奈川県剣道連盟の稽古会に参加してきました。師範である田中先生は、昨年一度も欠かすことなく参加し、本日皆勤賞を贈られていました。直心館で一番上の先生が、誰よりも稽古をしていて、本当に頭が下がります。会員のお手本です。私ももっともっと稽古したいと思います!

魂のこもった看板に、さらに魂をこめる

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道場開きから丸七年を迎え、玄関を出入りする人々を見守ってきた看板もだんだんと色あせてきていました。この看板は、直心館が完成する何か月も前に、館長が高揚する気持ちを抑えきれずに欅の一枚板を取り寄せ、妻の祖母に魂を込めて書いてもらったとても大切なものです。風化していく味を楽しむのもよいかと考えていましたが、この気持ちのこもった文字が消えてしまったら悲しいと思い、手を加えることを決心しました。そして、昨年の稽古納めで外した看板が、今年の稽古始めに合わせて道場の玄関へ戻ってきました。看板を手掛けてくれたのは、会員の小野澤君兄弟のお父さん。材木店を営み、忙しくしている中で、「道場のために」と時間を作って、魂を込めて作業をしてくださいました。看板の文字部分を彫り、中に色をつけ、木目を生かすように全体に磨きをかけ塗装をし、パワーアップして戻ってきました。自分が心から大切に思っている大事なものを、さらに良いものにしてくれた小野澤さんは本物のプロフェッショナルです。本当にありがとうございます。この看板は、これからもずっと、道場を出入りする人々を見守ってくれるはずです。大事に大事にしていきたいです。

生き方がかっこいい

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原先生が合格率14.1%という難関を突破し、見事七段に合格されました。今日の審査の後で疲れているはずなのに、稽古に来て喜びの表情を見せてくれました。原先生は34歳で剣道を始め、努力に努力を重ねて七段まで上り詰めました。30代半ばから新しい運動を始めるだけでもすごいのに、七段まで合格してしまうのは本当にすごいと思います。この生き方がかっこいいし、心から尊敬できます。自分も原先生のように、目標を持って頑張り続けたいし、頑張る仲間たちをサポートし続けたいと思います。原先生、あらためておめでとうございます!!

強い先輩方と

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道場連盟に加盟して再会した成吉先輩からのお誘いを受け、東海大OBの脇先輩が主宰する稽古会に参加してきました。そこに集まっていたのは、錚々たるメンバー。高校時代のスター選手や全日本学生でも大活躍されていた先輩方でした。みなさんも自分のことを覚えてくださっていたし、高校1年生時以来、20年振りに稽古した先輩もいたし、とても楽しく剣道ができました。いっぱい打たれて、いっぱい打てて、久々にゾクゾクしながら稽古できました。剣道って最高ですね!今度はぜひ直心館にも来ていただければと思います(^^)

夢を語る。そして実現する。

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本道場の小野澤くんが、小田原市の「二宮金次郎とわたし」作文コンクールで優秀賞に選ばれました。全文を紹介したいと思います。

「見えない努力」

ぼくは、二宮金次郎について酒匂川のはんらんを防ぐために松の木を植えた事と村を復興させた事しか知らなかった。調べてみると「百姓には学問はいらない。」と言われても、「二宮家を立て直す」という目標に向かって進んで勉強していた事を知った。また、六百以上の村を復興させるために自分の身をけずって働き、時には反対する村民やいやがらせする人がいる中、自分の信念を曲げずに何十年もの間、人のために小さな努力を積み重ねてきた事を知っておどろいた。二宮金次郎は、自分のやり方が正しいか悩み、リーダーとしての自信を失いそうになった時、二十一日間もの断食修行をした。そして、原点に立ち戻ることができた。このような事はなかなかできない。家族や村民などのために行った見えない努力が他にもたくさんあったと思う。

ぼくは、剣道をやっている。始めて一年になり、三級に合格したり、試合にも出場させてもらえたりするようになった。でも、まだまだ下手くそだ。剣道は、気剣体が一致していないといけないが、なかなか自信のある一本が打てない。そんなぼくが今、大きな夢を持った。それは、「全国大会に出場する」という事だ。剣道の先生は、「夢は絶対に叶う。でも、そのためには他の人の何倍も、何十倍も努力しないと叶わない。」といつも指導してくれる。その事を聞くと、ぼくは金次郎の「積小為大」の言葉を思い出す。村の復興と剣道は違うけれど、小さな事を積み重ねていく事がいずれ大きな成果につながる事は全く同じだと思う。

ぼくも二宮金次郎のように、なかなか成果が出せず苦しい時も人のせいにせず自分を見つめ、正していけるけんきょな気持ちを大切にしたい。そして、全国大会出場を叶えたい。ぼくは、絶対にあきらめない。

 

・・・素晴らしい作文だと思います。夢を語った時、必ずそれを馬鹿にしたり、「無理だ」と言ったりする人がいます。私も、「全国大会に出場したい。」と言った時、「道場を建てたい。」と言った時、そんな反応をされました。でも、自分は全国大会に出場する夢を叶え、道場を建てる夢を叶え、他にも自分の就きたい仕事に就くことができました。夢を叶えられるか叶えられないかは、結局本人の本気度の問題だと思います。どんなに馬鹿にする人がいても、成果が出せなくても、めげずに努力を積み重ねていく。そうすれば自然と結果は出ると信じています。直心館の子どもたちには、大いに夢を語ってほしいと思うし、口にしたからには、本気で取り組んでほしいと思います。私は、指導者として子どもたちを全力で応援していきます。人生一度きり。夢を追いかけた方が楽しいと思いませんか?直心館は夢の詰まった道場です。一緒に夢を実現させていきましょう。ホームページを見ている方の入会をお待ちしています。

道場訓

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尊敬する野尻忠克先生に、講談社野間道場と同じ道場訓を贈っていただいたので、額に入れ、道場の正面の壁に設置しました。この道場訓を大切にして、さらに素晴らしい雰囲気の道場にしていきたいです。野尻先生、ありがとうございました!

神奈川県で勝ち抜くためには

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直心館の子どもたちは確実に力を付けてきています。上級生5人(高2二人、高1二人、中3一人)がそれぞれ結果が出てきました。高体連県ベスト32、中体連県ベスト16は、道場開きから6年8ヶ月の道場としては十分な実績だと思います。本当に素晴らしいし、指導者として直心館の剣道に自信が持てます。でも勝負はここからです。ここから上で戦える、そして関東大会や全国大会に出場できる選手を輩出するには、絶対に覚えなければならない課題があります。それは①引き技を打たれない術を身に付けること、②引き技を打てるようになることです。つばぜり合いをいかに優位に立って進めるかを教えなくてはいけません。そして思い切った引き技を打てるようにしなければいけません。上の写真は、宮坂選手が8掛けの延長戦で打たれた「担ぎ引き面」です。実は直心館でも一生懸命に練習しているところです。でもまだ実戦で使えるレベルまでに磨かれていません。前に出る攻め・技は、直心館の子どもたちに身についてきていますが、引き技はまだまだです。これから重点的に鍛えていこうと思います。そして必ず、近い将来、子どもたちを全国に連れて行きます。