本日、豊川剣友会に出稽古に行ってきました。でも、ただの出稽古ではなく、僕にとって今日は特別な出稽古でした。それは、自分を育ててくれた二人の先生が、「豊川」で一緒に稽古をしたからです。
昔の話になりますが、僕が中学校3年生の頃、二人の折り合いが悪くなってしまった時期がありました。そして田中先生は豊川を離れることになりました。遠藤先生・田中先生、どちらも尊敬する先生。自分にとって大切な先生。自分はどうしたらいいのか、中学生ながらに苦しんでいました。「所属がなくなってしまった田中先生の居場所をいつか作りたい。」「いつか二人が仲直りしてほしい。」「自分がなんとか仲直りさせられないだろうか。」そんなことをずっとずっと考えてきました。
そして、時が経ち、直心館を作り、田中先生を師範に迎え、目標が一つ達成されました。道場開きでは、遠藤先生と田中先生が同じ集合写真に写ってくれたので、僕は密かに喜んでいました。そして「今度は田中先生と一緒にいつか豊川に行きたい。もうなんとなく雪解け状態ではあるけど、豊川に稽古に行くことで本当の意味での仲直りができたらいい。」と考えるようになりました。
そして、今日、ついに自分の大きな目標が達成されました。田中先生が豊川に戻ってきました。遠藤先生と田中先生が隣に並んで整列し、隣に並んで稽古をし、自分が小さい頃から見てきた光景を久々に見ることができました。稽古の後には、二人の先生と並んで一緒に写真を撮りました。本当の意味での仲直りができました。
当時15歳だった僕は、今年33歳になりました。仲直りに18年もかかったけど、尊敬する二人の先生のわだかまりを解消することができて本当に良かったです。遠藤先生・田中先生、これからもよろしくお願いします。
やっぱり・・・「仲良しがいい!」