直心館では、主として館長が全体指導を行っています。しかし、それだけでなく、指導者が変わりながら指導をしています。田中師範・原先生、仕事の都合で大阪で稽古を積んでいる鈴木先生、中堅指導者研修会の伝達講習をしてくれた朝野先生など、色々な人からの指導を受けることができます。「指導者が変わると人によって言っていることが違い、子どもたちが戸惑ってしまう」というのは、よく耳にすることですが、直心館ではそれが全くありません。「正しくまっすぐな剣道」「相手の心を打つ剣道」「礼儀を大切にする」といったことをみんなが自然と意識し、指導に一貫性があるので、子どもたちも安心して稽古をしています。指導の枝葉が違うことで、自分に合った表現を見つけることができたり、理解を深めることができたり、良いところがたくさんあります。また、指導者も色々な指導方法を学ぶことができています。これからも直心館では、その強みを生かし、子どもたちをみんなで育てていきます。