18年前は高校生

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今日の稽古に、三重県から井上先生が稽古に来てくれました。しかも可愛らしい奥さんを連れて来てくれました。小田原への帰省のタイミングで、わざわざ直心館に足を運んでくれるなんて嬉しい限りです。

井上先生と自分は18年前は高校2年生、幸山先生は高校1年生、水島先生は高校3年生。同じ高校の剣道部で青春時代を過ごした大切な仲間が、時を超えて直心館で汗を流しました。みんなが剣道を続けていること、そしてまた一緒に剣道ができたことが本当に嬉しいです。なぜみんな剣道を続けているのか(離れた時期があっても再開しているのか)を考えてみると、やはりみんな剣道が好きなんだと思います。また剣道で自分の人間性を育ててもらった感覚があるから、剣道を大事にしたいのだと思います。教え子達をそういう気持ちにさせてくれた私たちの恩師、山本茂先生を改めて尊敬します。

でも、剣道を大事に思っていても、稽古場がなければ集うことはできません。離れてしまうと母校にも戻りづらくなるものです。そう考えると、自分が道場をつくったことにはものすごく意味があることなのではないかと感じます。

自分と繫がりがある人を大切にし、さらにその人と繫がりがある人を大切にし、新しく加わってくれた人を大切にする。自分が館長としてその姿勢を示していけば、直心館はあたたかい道場になり、同じ感覚の仲間が集うでしょう。居心地の良い、みんなの場所になるでしょう。益々、魅力的な道場になっていくでしょう。そんな風に思います。

思ったことの羅列になってしまいましたが、「青春時代を過ごした仲間が時を超えて集まれたことがとても幸せだった」というお話でした。「剣道」っていいね!

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