館長ブログ
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神奈川県で勝ち抜くためには
直心館の子どもたちは確実に力を付けてきています。上級生5人(高2二人、高1二人、中3一人)がそれぞれ結果が出てきました。高体連県ベスト32、中体連県ベスト16は、道場開きから6年8ヶ月の道場としては十分な実績だと思います。本当に素晴らしいし、指導者として直心館の剣道に自信が持てます。でも勝負はここからです。ここから上で戦える、そして関東大会や全国大会に出場できる選手を輩出するには、絶対に覚えなければならない課題があります。それは①引き技を打たれない術を身に付けること、②引き技を打てるようになることです。つばぜり合いをいかに優位に立って進めるかを教えなくてはいけません。そして思い切った引き技を打てるようにしなければいけません。上の写真は、宮坂選手が8掛けの延長戦で打たれた「担ぎ引き面」です。実は直心館でも一生懸命に練習しているところです。でもまだ実戦で使えるレベルまでに磨かれていません。前に出る攻め・技は、直心館の子どもたちに身についてきていますが、引き技はまだまだです。これから重点的に鍛えていこうと思います。そして必ず、近い将来、子どもたちを全国に連れて行きます。
人が集まる道場
一人はみんなのために、みんなは一人のために
本日の五段審査会で純也先生が見事に合格されました。今年もまた直心館から高段審査に合格した人が出ました。うれしい限りです。直心館の合格率がこれだけよいのには理由があります。それは「仲間を大切にする意識」がどの道場よりもあるからです。審査が近付いてくると特に、受審者のために時間を作って一般の人が集まり、地稽古の相手をしたり、立ち合い稽古をしたりしています。そして、動画を撮って分析したり、段位・年齢を超えてアドバイスをしたりしています。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」・・・そういった意識が大人の中に根付いていて、「道場の仲間のために自分ができることをしよう」とみんなが考えています。本当に素晴らしい道場です。大人の、こうした仲間を大切にする姿勢は子供達にも当然波及しているはずです。大人たちが仲間を大切にしていれば、子どもたちも仲間を大切にするようになる。大人たちが自分を高めようとしていれば、子どもたちも自分を高めようと頑張るようになる。分かりやすいことだと思います。直心館はまず大人が模範を示す、これからもそんな道場であり続けたいと思います。
メンテナンス
努力の賜物
直心館では、ゴールデンウィークも普通に稽古をしています。今日は中体連の県西ブロック大会でしたが、優勝した宮坂くんをはじめ、中学生はみんな休まずに稽古に来ていました。また、昨日高体連の西相地区大会で優勝した荒井くんをはじめ、高校生たちもみんな稽古に来ていました。普通、試合や部活の後にまた道場で稽古をしようとは思わないでしょう。でも直心館の子供達は当然のこととしてみんな稽古に来ます。高い意識を持って、人より多く稽古をしているのだから、実力が付いて当たり前です。今回、こうして上級生達の結果が出たのはまさに努力の賜物です。本当に素晴らしいです。直心館はこれからまたどんどん良くなっていきます。子供達の成長、道場の発展。最高に楽しいです。